保育園では必須スキル!保育士とうまくつきあっていく方法3選

どこの世界にも、攻撃的な人もいますし、
理不尽な対応をされることがあるので、
看護師の努力だけでどうにもできないことがありますが、
保育園に勤める看護師さんの悩みを聞いていると、
「それ、自分から嫌われる行動してますよね?」
っていうことも結構な頻度で感じます。

今回は、保育士さんとどう接していけば
良好な関係が築けるのかについて
私の経験を交えてご紹介します。

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看護師の常識を持ち込まない

病院では、看護師の割合が多いので、
看護師の常識がまかり通っていましたが、
保育園では、保育士がほとんどなので、
保育士の常識がまかり通る世界です。

もちろん、こどもの安全が保てないとか、
明らかに危険な行為とかなら
すぐに止めないといけませんが、
病院での常識を持ち込もうとすると、
保育園にはなじみません。

みさき
みさき

というか、逆の立場だったらどう思います?

病院で、看護のことをよく知りもしない保育士から
入院している子どもたちへのケアについて

「もっと発達を促すような関わりが必要」って注意されたら。

看護師
看護師

保育園と病院は違うでしょ!

病院では治療することが目的だから、
発達を促すことが重要なのはわかるけど、

病院の環境では難しいし、優先度を考えて!

って言っちゃうかもしれませんね。

みさき
みさき

もちろん完璧に衛生管理とか疾病理解とか

できるに越したことはないんですけど、

保育園と病院の環境は違うので、

実行可能な方法を、保育士と一緒に考えていくっていう姿勢が大事ですね。

保育について勉強する

保育園では、こどもたちに保育を提供しています。
そのため、保育の目的や目標を理解することはもちろん、
こどもの発達とか、発達過程で出てくる問題とか
基礎的なことは勉強しておかないと、
そもそも保育士さんと仕事の話ができません。

看護師
看護師

小児看護を勉強しようってことですか?

みさき
みさき

小児看護より、もっと生活に近いものです。

例えば、おもちゃの選び方を挙げても、

看護学生時代には習いませんでしたよね?

でも、保育士さんたちは、

こどもの発達状況とか、どういう体の機能を伸ばしたいとか

今後の発達課題を想定して、おもちゃを選んでいます。

看護師
看護師

へ~!単にこどもが喜ぶとか、知育にいいとかで選んでるんではないんですね。

みさき
みさき

そういう、保育の視点を勉強しておくと
保育士の行動理由を理解したうえで、

看護師としては、こういうところを改善してほしい
っていう提案ができるようになりますし、
何より、保育士からも「分かってくれてる」っていう信頼感につながります。

ちなみに私は、
保育士さんの思考や行動の理由を知りたくて、
保育士免許を取得しました。
免許までは不要でも、
保育の基本は理解していた方が
保育園では働きやすくなります。

こどもと積極的に関わる

保育園に勤める看護師で、時々
それは看護師の仕事じゃないって
保育の仕事をしたがらない人がいるんですけど、
非常にもったいない!!

もちろん保健業務が山積みの時は、
園長や主任に相談して、
時間をもらうことが必要ですけど、
時間がある時は、積極的にこどもと関わったり
園内の掃除とか保育士がやっている仕事を
やらせてもらったらいいと思います。

看護師
看護師

う~ん、でも看護師の専門性を生かせる仕事をしたいな

っていう気持ちは分かりますよね~。

みさき
みさき

あくまで私の例ですけど、
こども普段の様子を知っておくと、
この子がこういう状況の時は体調が悪い時、

この子が機嫌のいい時はこういう行動をとる、

みたいな判断ができるようになるので、
いざというときの対応には役立ちますよ。

看護師
看護師

確かに!普段よくお世話をする人じゃないと、
こどもが本当に具合が悪いのかどうか
見抜くのが難しいって

小児科のDrから聞いたことがあります。

みさき
みさき

あと、こどもと関わっている時に

「〇ちゃん、こんなこと言ってましたけど何かあったんですか?」

って担任保育士に質問すると

「実は朝お母さんに怒られたみたいで…」

とか教えてもらえるし、コミュニケーションのきっかけにもなりますよ。

まとめ

保育園で看護師は、基本1人しかいないので
自分から積極的に保育に参加したり
コミュニケーションをとるようにして
関係性を築いていかないといけません。

初めから「医療の知識」を押し付けるのではなく
話を聞いてもらえる関係性づくりをしてから
保育の中で実践できる「保健」について
一緒に考えていくことが重要だと感じます。

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